K.I.C いいかげんブリード方法(幼虫編)
割出し | メスが材に穿孔し、1ヶ月程度経過したら割出しをします。 マイナスドライバーなどで丁寧に割出しし、幼虫はプリンカップなどに発酵マットを入れたもの で一時保管します。卵の場合は割出した材の中に放置(爆)して幼虫になるのを待ちます。 |
菌糸投入 | 幼虫のお腹に糞のようなものが見えてきたら菌糸に投入します。初令の場合 プリンカップ菌糸か小さめの菌糸ビンに穴を開けて幼虫を投入します。 ※菌糸には主にクヌギ・ブナ・コナラの培地、オオヒラタケ・ヒラタケ・カンタケ・ カワラタケなどの菌種、1次発菌or2次発菌、添加剤の種類、容器の種類、 詰めの固さなど様々なバリエーションがあり、価格も様々です。 また、自分でブロックを崩して詰めるか、ボトルやビンに詰めたものを使用するかでも好み により様々ですので、お好みのものを見つけるのもブリードの楽しみの1つです。 |
菌糸交換 | プリンカップの場合は1ヶ月程度、小さめの菌糸ビンの場合は2ヶ月程度経過し たら、菌糸交換を行います。この際雌雄判別(メスの場合は幼虫の背?部に 卵巣が見えます。あとは頭の大きさと食痕で判別)し、♂はPP800〜1100に、 ♀はPP800に穴を少し大きめにあけて投入します。 ♀はほぼこれで成虫まで、♂は食いあげ具合でもう一度交換します。 ※うちでは飼育スペース上、PP1100以上の容器は使用しません(^^;) |
蛹化 | 幼虫が黄色くなり、蛹室を作ってしばらくしたら蛹になります。蛹になってしばら くは安静にしておいた方が良いと思いますが、どうしても露天してしまいます(TT) |
羽化 | 蛹が色付いてきたら、羽化です。羽化してもしばらくは体が柔らかいので慎重に 扱いましょう。 |
温度管理 | 幼虫飼育でこれが一番重要だと思います。高すぎると早羽化し、低すぎても成 長が悪いので、20℃から25℃程度で、できるだけ一定に保つのが良いように 思います。(当方では22℃+-1℃位で管理しています。) |
※上記はノブとryopekoの飼育方法です。この方法よりももっと上手な飼育方法は多々
あると思います。成功しなかった場合でも責任は負えませんのでご了承下さい。