K.I.C いいかげんブリード方法(成虫編)
成虫の準備 | まず、成虫prを準備します。(うちでは羽化からおおよそ10ヶ月以上経過し た成虫をペアリングに使用します。) |
ペアリング | 高たんぱくなエサを充分に食べさせた成虫ペアを、ミニケース程度の大きさ の容器に入れて、1週間から10日程度同居させます。 (この際、マットはかなり少なめに入れます。) 交尾を確実に確認するにはハンドペアリングをされる方もいます。 天然成虫の場合は、野外で交尾している可能性があるのでペアリングしなく ても良い場合がありますが、当方では♂の形がお気に入りであれば交尾さ せています。 |
産卵セット | 中ケース以上の大きさの容器に、発酵マットを3cm程度敷き、その上に産 卵木を数本入れ、ゼリーとともにペアリングをしたメスのみを入れます。 (産卵木は割出しや管理が楽なため、柔らかめの細材を使用しています。 産卵木は15分程度加水して、綺麗に表皮を剥いて使用しています。) 産卵木の種類はクヌギ・コナラ等がありますが、どちらでもよいと思います。 また、最近は植菌材等もありますので、自分の好みで使用すればよいと 思います。(植菌材の場合は加水の必要はありません。) |
割出し | メスが材に穿孔し、1ヶ月程度経過したら割出しをします。マイナスドライバ ーなどで丁寧に割出しし、幼虫はプリンカップなどに発酵マットを入れたもの で一時保管します。 |
成虫管理 | 当方では♂成虫はミニケース、♀成虫はミニミニケースにマットを薄く敷き、 「コロンボー」という転倒防止用品を入れて管理しています。 Hopeiやオオクワなどは特に気を使う事はありませんが、水分補給とマットが 劣化しすぎるとガスが発生しますので早めに交換が必要です。 |
越冬 | ドルクス系の場合、産卵前に越冬や擬似越冬はした方が良いと思います。 一般的な越冬方法は、寒くなって成虫がエサを食べなくなってきたら、 飼育ケースにマットを多めにいれ、暗い静かな場所で暖かくなるまで管理 します。※エサは必要ありませんが、マットの乾燥には注意してください。 |
※上記はノブとryopekoの飼育方法です。この方法よりももっと上手な飼育方法は多々
あると思います。成功しなかった場合でも責任は負えませんのでご了承下さい。